2014年8月16日土曜日

8/16の購入本6冊(8月の購入本: 17冊)

渋谷の東急東横店の古本市に行った後に、神保町に移動して新刊書店と古書店を回った。



プラチナ・ファンタジイのラインナップを知りたいのだが、こちらが完全版なのだろうか。

編集室の床に落ちた顔  世界探偵小説全集 (14)
キャメロン・マケイブ
国書刊行会 ( 1999-04 )
ISBN: 9784336038449

「我が国におけるアンチ・ミステリと精神的には通底するものがある」(千街晶之『怪奇幻想ミステリ150選』)らしい。

マリー・ルイーゼ・カシュニッツ
早川書房 ( 1980-12-31 )

ドイツ幻想文学強化期間なので買った。いつ読むかわかんないけど。

書くに値する毎日―日記名作選 (集英社文庫)
つか こうへい, 日本ペンクラブ
集英社 ( 1984-10 )
ISBN: 9784087510287
これも存在すら知らなかったが、日記のアンソロジーなので買った。

リチャード・マーシュ
東京創元社 ( 1986-12 )
ISBN: 9784488542016

『怪奇文学大山脈 I』でマーシュの作品を読んで気になったので探していた。

俳句的生活 (中公新書)
長谷川 櫂
中央公論新社 ( 2004-01 )
ISBN: 9784121017291

現時点での今月の購入冊数: 17冊 (新刊2冊/古本15冊)

一日一冊ペースを超えてしまったか。明日は新刊を買いたいのだが。

8/11の購入本2冊(8月の購入本: 11冊)



下巻と合わせて購入。『佐藤君と柴田君の逆襲!!』を読んでいたら「柴田君」の文庫解説が入っていたので読んでみようと思ったのだ。古川日出男はどうも苦手で読みとおしたことがないのだが。

現時点での今月の購入冊数: 11冊 (新刊2冊/古本9冊)

2014年8月9日土曜日

8/9の購入本3冊(8月の購入本: 9冊)

西荻に行こうと思っていたのだが、雨が降るということであきらめて近場を徘徊。結局雨は大したことなくて損した気分。仕方ないのだが。


in our time
アーネスト ヘミングウェイ
ヴィレッジブックス ( 2010-05-20 )
ISBN: 9784863322462


乱暴と待機 (MF文庫ダ・ヴィンチ)
本谷有希子
メディアファクトリー ( 2010-08-25 )
ISBN: 9784840134996


ミステリ散歩 (中公文庫)
各務 三郎
中央公論社 ( 1985-03 )
ISBN: 9784122012035

現時点での今月の購入冊数: 9冊 (新刊2冊/古本7冊)



2014年8月6日水曜日

8/4の購入本3冊(8月の購入本: 6冊)



風間賢二さんの講座「怪奇幻想探偵小説の誕生」を受講しているのだが、その中でアンドロメダの話が出てきてギリシャ神話よく知らないなあと思って買った。



英訳を日本語に訳して原文と比較してみようかと思って。


買った気になっていたけど実は買ってなかったので慌てて購入。

現時点での今月の購入冊数: 6冊 (新刊2冊/古本4冊)



2014年8月2日土曜日

8/2の購入本3冊(8月の購入本: 3冊)

リブロ池袋本店の夏の古本まつりへ。



食前にたっぷり (集英社文庫)
色川 武大
集英社 ( 1983-11 )
ISBN: 9784087510249

色川武大選のアンソロジー。集英社文庫のこの手のアンソロジーはいろいろ出てるけど、これは存在すら知らなかった。谷崎潤一郎「美食倶楽部」だけ読んだけど、安定の気持ち悪さだった(ほめている)。


ユーモア文学を集めた巻。

塚本 邦雄
花曜社 ( 1983-11 )
ISBN: 9784873460420

買ったのは薔薇十字社の『悦楽園園丁辞典』なんだけどアマゾンにデータがないのでこっちで代用。




2014年7月27日日曜日

7/25-26の購入本3冊(7月の購入本: 32冊)


道化の町 (KAWADE MYSTERY)
ジェイムズ パウエル
河出書房新社 ( 2008-03 )
ISBN: 9784309801087

まぬけなワルシャワ旅行 (岩波少年文庫)
I.B. シンガー
岩波書店 ( 2000-11-17 )
ISBN: 9784001140743



ああ、今月も一日一冊ペースを超えてしまったか。せめて今月はこれ以上買わないように頑張ろう。



2014年7月22日火曜日

7/21の購入本9冊(7月の購入本: 29冊)



某新古書店で6冊そろってたのでつい買ってしまった。最近復刊されたのに…


アーサー・サヴィル卿の犯罪 (バベルの図書館 6)
オスカー・ワイルド
国書刊行会 ( 1988-07 )
ISBN: 9784336025616

ホルヘ・ルイス・ボルヘス, 井上 輝夫
国書刊行会 ( 1990-11 )
ISBN: 9784336030443


特集は「幻想児童文学」。

『グリーン・マイル』は6冊だけど、2冊分として考えちゃだめですか(だめです)。今月はあと2冊しか買えない…

2014年7月19日土曜日

7/19の購入本6冊(7月の購入本: 20冊)

神保町へ。




フォーチュン氏の楽園 (20世紀イギリス小説個性派セレクション)
シルヴィア・タウンゼンド・ウォーナー
新人物往来社 ( 2010-07-24 )
ISBN: 9784404038876


風間 賢二, クリスチナ・ロセッティ, ケネス・グレアム
筑摩書房 ( 1990-09 )
ISBN: 9784480024848


ウロボロス (創元推理文庫)
E.R. エディスン
東京創元社 ( 1986-03 )
ISBN: 9784488538019




エイダ (ハヤカワ文庫 JA (599))
山田 正紀
早川書房 ( 1998-05 )
ISBN: 9784150305994

一日一冊ペースを若干超えているので明日も休みだけど本は買わない予定。

2014年7月13日日曜日

7/13の購入本6冊(7月の購入本: 14冊)

華氏451度〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF)
レイ・ブラッドベリ
早川書房 ( 2014-04-24 )
ISBN: 9784150119553

メッセージ性の強い風刺小説かと思って敬遠していたが、どうもそうでもなさそうなので読みたくなった。


高原英理編『リテラリーゴシック・イン・ジャパン』(ちくま文庫)所収の「毒もみの好きな署長さん」を読んで、宮沢賢治のダークサイド(と言っていいのか知らないが)な一面には気になっていた。



ドイツ語を勉強しなおしたくなって買った。早速第一課をやったよ。毎日一課ずつ進めたいのでうまく時間を取れるようにしないと。



このアンソロジーもだいぶ揃ってきた。あとは6と8を残すのみ。


ドラキュラ紀元 (創元推理文庫)
キム ニューマン
東京創元社 ( 1995-06 )
ISBN: 9784488576011

前から探していたが、『ドラキュラ』を先に読むべきだろう。状態が悪いのでまた見つけたら買いなおしたい(買ったそばから…)


終わりの街の終わり
ケヴィン ブロックマイヤー
武田ランダムハウスジャパン ( 2008-04-24 )
ISBN: 9784270003282

これも前から気になっていたが安かったので。

一日一冊ペースをわずかに超えたが余裕で挽回できるレベル。まだ調子がいい。

2014年7月12日土曜日

7/12の購入本1冊(7月の購入本: 8冊)

野性の呼び声 (光文社古典新訳文庫)
ジャック ロンドン
光文社 ( 2007-09-06 )
ISBN: 9784334751388

深町眞理子訳。

本を買いに行きたいがこうも暑いと気力がなくなる…しかし本を買いに行かないとストレスがたまるのだった。明日は新刊書店に買い物に行く予定。某新古書店にもたぶん行ってしまうだろう。

2014年7月5日土曜日

7/5の購入本6冊(7月の購入本: 7冊)

東京国際ブックフェアに行く。

クラーク・アシュトン・スミス
国書刊行会 ( 1986-04 )
ISBN: 9784336026484


この2冊を購入。『呪われし地』は古い本でバーコードがない上に消費税導入前の本だったので値段の計算が大変だったようだ。

ブックフェアの後は神保町へ。以下の本を購入。




永遠の薔薇/鉄の貨幣 (文学の冒険シリーズ)
ホルヘ・ルイス・ボルヘス
国書刊行会 ( 1989-08 )
ISBN: 9784336024688




幻想文学企画室
アトリエOCTA ( 1995-04 )
ISBN: 9784900757431

『SFマガジン』は「夢幻世界へ 秋のファンタジイ特集」で、監修は伊藤典夫。内容はこちらで確認できる。
『幻想文学』はジェイムズ・スティーヴンズ「失くした三ペンス銀貨」(赤井敏夫訳)が目当て。

『パルタイ・紅葉狩り』から「腐敗」を読んでみた。解説に「解釈に困惑するような散文詩的作品」とあったが、夢の論理で書かれたというか、シュルレアリスム的というかなかなか面白い作品だった。
 黒い油の上でその車は絶命していたのだ。すべての内臓を露出させて。
 脳味噌も腸も挽肉になった人間が車のはらわたと混合しているのは明るい真昼の非常にさびしい光景である。(p.183)
というわけで早くも1日1冊のペースを超えてしまったので自粛せねば。つらい。人生は苦。

2014年7月4日金曜日

7/3の購入本1冊(7月の購入本: 1冊)

月が変わったので新たな気持ちで本が買える!ということで1冊購入。




キングの短篇集。キングの短篇は「霧」(『闇の展覧会』で読んだがこれは中篇か)と「トラック」(ピーター・ヘイニング編のアンソロジー『死のドライブ』で読んだがこの『深夜勤務』に入っている)くらいしか読んでいない。もっとも長篇だって『キャリー』を大昔に読み、その後『呪われた町』を読んだくらいだけど。

ちなみに「霧」が原作の映画『ミスト』は世界の不条理さに向き合うためのレッスンとして観た方がいいと思います(これはネタバレになるかな)。

3日の時点でまだ1冊しか買ってない。このペースなら今月は10冊しか買わなくてすむのだが、そうはいかないんだよね。

2014年6月30日月曜日

6/29の購入本: 3冊(6月の購入冊数: 34冊)

雨を回避できてしまったので本を買いに行ってしまった。



まえがきと巻末の解説が充実している。


自負と偏見 (新潮文庫)
ジェイン オースティン
新潮社 ( 2014-06-27 )
ISBN: 9784102131046

冒頭を少し読んでみたらかなり読みやすかったので、そのまま読むことにした。小山太一訳。もちろん『高慢と偏見とゾンビ』も平行して読んでいる。


赤い橋の殺人 (光文社古典新訳文庫)
シャルル バルバラ
光文社 ( 2014-05-13 )
ISBN: 9784334752910

先月の新刊だがやっと買えた。あるときに買わないといつ買えるかわからないので仕方ない。

今月はもう本を買わないはずなので(某新古書店に行かなければ)購入冊数はこれ以上増えないはず。前エントリでも同じようなことを書いて裏切られているが今日はがんばろう。

2014年6月28日土曜日

6/28の購入本: 5冊(6月の購入冊数: 31冊)

今日買った本。こんなに買うはずじゃなかったのだが…

アイザック B.シンガー
晶文社 ( 1971-01 )
ISBN: 9784794923585

英語からの重訳のようだ。イディシュ語からの翻訳は河出からこの前出ていたはず。

キングとジョーカー (扶桑社ミステリー)
ピーター ディキンスン
扶桑社 ( 2006-11 )
ISBN: 9784594052591

ちくま文庫で復刊された『生ける屍』は当然積んでいる。

ミッドナイト・ブルー (ハヤカワ文庫FT)
ナンシー・A. コリンズ
早川書房 ( 1997-01 )
ISBN: 9784150202293

風間賢二『ホラー小説大全〔増補版〕』(角川ホラー文庫)で「アメリカのグラフィック・ノベルのノリでアクション・シーンがカッコイイ。もちろん、エロくてグロい」と紹介されていて気になったので買ってみた。

死者の書 (創元推理文庫)
ジョナサン・キャロル
東京創元社 ( 1988-07 )
ISBN: 9784488547011

家には『月の骨』しかなかったので買った。

望楼館追想 (文春文庫)
エドワード ケアリー
文藝春秋 ( 2004-11 )
ISBN: 9784167661823

もっと厭な物語』に収録されていた「私の仕事の邪魔をする隣人たちに関する報告書」が面白かったので、探していたのだった。

というわけで6月の購入冊数が31冊となり、1日1冊ペースを超えてしまった…明日は雨のようなのでおそらく『怪奇大山脈』は買いに行かれないからもう今月の購入冊数は増えないだろう。来月は1日1冊ペースを下回るよう努力したい。東京国際ブックフェアがあるのだけれど。


2014年6月23日月曜日

6/22の購入本: 3冊 (6月の購入冊数: 26冊)

一年近く放置していたこのブログだが、買ったの本の記録のために使うことにする。読めもしないのについ本を買いすぎてしまって困るので、その抑制になるかと思って。

ということで昨日買った本。


ストリート・キッズ (創元推理文庫)
ドン ウィンズロウ
東京創元社 ( 1993-11 )
ISBN: 9784488288013


東江一紀さんが62歳という若さで亡くなられてしまった。名訳者であるということは聞いていたが、恥ずかしながら訳書を読んだことがないのでこれを読んでみようかと。


最近の日本SFを読んでみようかと思って買った。最近と言っても2年前か。


タイタス・アウェイクス (ゴーメンガースト4) (創元推理文庫)
マーヴィン・ピーク&メーヴ・ギルモア
東京創元社 ( 2014-06-21 )
ISBN: 9784488534103

〈ゴーメンガースト〉の完結篇。前3作すら読んでないがなかなか手強そうなのでいつ読むのか。短篇集『死の舞踏』の方がまだとっつきやすそうだが、同じ著者なら『行方不明のヘンテコな伯父さんからボクがもらった手紙』が読みやすそうだ。読みやすいかどうかで考えるのもどうかと思うが。

以上3冊を昨日購入。6月の購入冊数は26冊となったが、ここからがんばれば月1冊のペースに押さえられるはずなのでまだ大丈夫!(何が大丈夫なんだか…)。今月はあとは荒俣宏編『怪奇文学大山脈』(東京創元社)くらいしか買う本はないはず。

あ、新潮文庫の『自負と偏見』もあるけど、これを含めても2冊だけなのでまだ大丈夫! ちなみに『自負と偏見』を買ったらこれと平行して『高慢と偏見とゾンビ』を読みたい。

何はともあれ今月はもう某新古書店には行かないようにして購入冊数を抑えたい。