この2冊を購入。『呪われし地』は古い本でバーコードがない上に消費税導入前の本だったので値段の計算が大変だったようだ。
ブックフェアの後は神保町へ。以下の本を購入。
『SFマガジン』は「夢幻世界へ 秋のファンタジイ特集」で、監修は伊藤典夫。内容はこちらで確認できる。
『幻想文学』はジェイムズ・スティーヴンズ「失くした三ペンス銀貨」(赤井敏夫訳)が目当て。
『パルタイ・紅葉狩り』から「腐敗」を読んでみた。解説に「解釈に困惑するような散文詩的作品」とあったが、夢の論理で書かれたというか、シュルレアリスム的というかなかなか面白い作品だった。
黒い油の上でその車は絶命していたのだ。すべての内臓を露出させて。というわけで早くも1日1冊のペースを超えてしまったので自粛せねば。つらい。人生は苦。
脳味噌も腸も挽肉になった人間が車のはらわたと混合しているのは明るい真昼の非常にさびしい光景である。(p.183)
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